IE9の発表でIE Blogが炎上している。
An Early Look At IE9 for Developers
曰く、「どうしてWebkitをつかわないんだ?IE9なんてリリースしても、検証すべきブラウザがまたひとつ増えるだけだ。Webkitをつかってくれよ。WEBKIT! WEBKIT! WEBKIT!!」
きっとIEチームの中の人は今回の発表で世間が湧いてくれると思っていたんだろうに、この反応はちょっと気の毒だ。
とはいえ、WEBの中でIE(それもIE6)のために血の涙を流した人はゴマンといるだろう。本当に気の毒なのが誰なのかはわからない。
僕個人でいえば、今回のIE9のDirect2D採用には結構テンションが上がっている。コントロールがペタペタはってあるようなアプリはD2D化に向かないから、コントロール少な目、描画レイヤ厚めのアプリがD2D化されるのは当然で、その最右翼はブラウザだろうと考えてはいたのだけれど、D2D採用=XP切り捨てになるので、D2Dを採用したとしてもIE10からだろうとたかをくくっていた。IEチームは、MSはついにブラウザ戦争に本気になった。WPFチームも見習ってD2D移行を真面目に考えたらどうか。どうせいまのD3D9ベースのWPFがリモートデスクでクライアントレンダリングされる未来なんてないのだから…
さて、ブラウジングのパフォーマンス改善には本気で取り組む一方で、Webに本当の拡張性をもたらずXHTMLを放置しているのはMSの姑息なところだ。理系学生が数式や図形をJpegで張らなくてもすむ未来を、MSもちゃんと支援すべきだ。